少子高齢化社会、それも急速です。多くの処でその影響が見られます。私の家両隣りとその先の一軒は私の家の合計四戸は全て金額の差は多少あれ年金を貰っている。このお金誰が稼いだ金だろうと考える。元気なのに働かないで年金を貰っていていいのだろうかとも。
人の命は尊いが果たして長生きさえすればよいものだろうか。PPC・・ピンピンコロリと行けばいいが、寝たきり、要介護などの老人はどうしたらいいのでしょうか。認知症になればストレスは溜まらないし、自殺する勇気など消えうせてしまっている。自分ではその自殺する勇気ぐらい残して認知症になるのが望ましいと思う。
小説、楢山節考にある姥捨山は貧しい村落の子孫を残すため喰いぶちを減らすため一定の年齢が来ると山奥に老人を捨てに行く物語だが、アメリカインディアンも同じく足手まといになる老人は一人自身で群れを離れ一人で死んでいく、他部族との戦いや移動が困難、食糧が貧しいなどの原因から部族を存続させる知恵だ。現代の人間社会は医学の発達で足手まといになった老人も生かし続ける。医者か稼ぐためではないだろうか。
人類だけだ、この様な老人扱いは。動物は人間以外は自然淘汰され弱いものから死んでいく。人間だけ老人は優遇されている、と考えるのは人権不尊重が問題か?
政府の本音は年々膨らむ高額な医療費に頭を痛めるので、老人は程ほどのところでさようならねとでも言いたそうだね、菅直人君。
日別アーカイブ: 2011年2月21日
大腸ポリープ摘出のセカンドオピニオン
昨年十月に大腸ポリープありと近所のかかりつけの医師から告げられ、三つのうち二つは日帰りの内視鏡により摘出した。残る一つは根が張り、内視鏡では取ることが困難と言われたのは紹介された北多摩ではそこそこ大きい病院でその道では腕がいいという医師だった。
最終のペット検査の結果、ガンではないらしいので、てっきりガンと予想していたこの医師は私に告げた。ガンと予想し手術の用意までしていた。内視鏡で取るのが一週間入院、もし取れない場合は腹切りでさらに二週間入院、どっちにするか私に決められるはずがない。私は即座にそんなこと私に決められるはずがない、先生決めてくれと・・・。医師は・・・。無言。
私はそれでは家族とも相談するから一週間後に結論を出すことにした。
妻に相談するとセカンドオピニオンを進め、検査の写真を持参して都内の内視鏡摘出専門の医師を訪ねた。
この写真を見るなりこの医師は言う。こんな程度の物が取れないのか、自信がないんだな。二泊三日で必ず取るからとのことなので、こちらを選び、その通り二泊三日で取れた。
但し、保険はきかないのでウン拾萬支払った。一週間二週間入院することを思えば高いとは思わなかった。
ここで問題点、やはり日本人にはセカンドオピニオンは情的にはきつい。当初の腕のいいと評判の医師は親切に説明してくれるし、人柄も正直そうだ。なかなか別の医師にかかるとは言いにくい、電話で受付の人に告げた。
もう一つは、後者の医院の保険が聞かない理由など到底聞く雰囲気などない。又それでも最高の薬を使った、完全に取り出したと自信満々。この病院は芸能人など有名人もよく利用するらしい。私が最後の日、角界の元大関の親方も待合室にいた。
最終報告。摘出したポリープは四段階のうちガンの一歩手前のもので、ほっとけば一年ぐらいで必ずガンになるとのこと。
たまたま支払が出来たが、金持ちと貧乏人との差はこういう処で出現するのだなあ、貧乏人は早く死んでしまうのかなあと思ってあえて退院の日、タクシーに乗らず地下鉄に乗って帰宅した。