嘆き節

昨年後半より景気は真っ逆さまに落下しているようです。
マンションも売れ行きが止まるし、高値買いした業者の土地を材料に商品を作っても市場が追いつかない為売れない。
赤字覚悟で売却出来る会社はいいが目一杯の借入の会社は倒産を待つか、他人まかせの景気浮揚を待つしかない。
外国人のファンドも金を総引揚げとも聞くし、日本経済の先行きの明るさが全くない。
縮まったパイを喰い合うしかない。このご時勢で特別景気の良い業界など無しに等しい。
業界別の中で一人勝ちがたまには見かけないが聞くことはある。
ガソリンは上がるは、食料品は上がるは、反対に給料は上がらない。生活は益々苦しくなる。
政治の貧困さは目を覆うばかりだ。二世、三世の国会議員は私達庶民の生活実態など分かっているのだろうか。わかるはづないよなあ。花よ蝶よと育てられて物心つけば大きな邸宅に住み先生、先生と持ち上げられ何だか分からないけど金は沢山入ってくるらしい。
運転手付の立派な外車に乗り、いつも忙しそうだが中々良さそうな商売だと感じる。
俺も父親の後を継ごうと決めた。地盤、看板、カバンさえあればバカ息子だって政治家になれるのだ。
ザマあみろてんだ。貧乏人など知ったことか。
年金など払われなくたってザクザクお金は入ってくるよ、だから払うの忘れていたよ。
別荘も軽井沢、伊豆にもあるよ。
親父は若い彼女がいるらしい。いいなあ僕もおじいちゃんやお父ちゃんの真似しよっと!!
ある政治家の息子のつぶやき。
土地の値上がりは秋にもう一風くるかもしれない。
今、売れなくて困っている人達が更に値下げして売り急いでいるが、この流れが一息つくと土地が上がるかもしれません。それまで待てるか、もちろん力のある所は今安く買いたたいて買っている会社もあると聞く。
しかし所詮は都内近郊大都市のみの現象で地方都市にはおよばない。
地方都市もひどいものだ。ある群馬県の地方都市
の商店街は六時半になると8~9割がシャッターを閉めてしまう。その中で一日中シャッターを閉めているのは半分近くだ。
郊外のスーパーやレストランが出来るとその反対に商店街の小売店がつぶれる。つぶれた商店の人達はどうするのか気にかかる。勤めるにも仕事は地方では少ないし、こうなったら自給自足しかない。
家があって、畑があって、田んぼが少しあると借金がなければ毎月5~6万円で生活出来るが、冠婚葬祭などの付き合い費がきついと聞く。
したたかに自給自足で生きるのもいいかもしれない。
中国の毒餃子を喰わされたり、回転寿司のネタは死んだ魚であったりして何を喰わされるかわからない。えんがわがオヒョウという。
昔から住んでいる所から一里四方のものを喰っていれば間違いないと言われていた。
つまり生産者と消費者が直結していると流通過程がわかれば安心だということです。
つれづれなるままに安焼酎をくらいながら。