7月28日夜半、片品村はゲリラ豪雨に襲撃された。
崖崩れで当社の運営する水道と温泉管が流された。全村が水びたしで断水・停電・道路の通行止めなど数日後まで続きました。宿泊業では、お客様全員を夜半2階に避難させたペンションもあった。
その当日からの対応が大変でした。温泉はともかく飲み水は宿泊業にとって死活問題ですから、タンクローリーで宿泊業のサービスバックへ運び込まれることになった。折れた水道本管から泥が入り水道が詰まってしまう家、川を渡っている本管も切断される等々応急措置も間に合わず頭を約100回下げた。それでも断水を防ぎ営業を続けたのでひと安心。1週間位たってようやく応急措置の効き目もあり少し安心したが、これから本格的復旧工事で出費がかさむことを思うと頭が痛い。
10年、15年振りのゲリラ豪雨で対策も心構えも忘れた結果のあたふた大騒ぎの一幕であった。