先日所用で、朝7時20分ごろ上越線沼田駅から乗車した。ホームには既に高校生が待っていて女子高校生はミニスカートに白いソックスだ。自分より年上のサラリーマン、OLなどには目もくれずに一目散に乗り込むと空席に素早く席を取り、座席はここで満員となる。席をとった高校生は早速携帯電話にてメールを打つ人、友人とおしゃべりする人、よく見ると少し化粧もしているらしいが、ふんぞり返ってもいる。
今時の女子高校生はこんなものかとも思ったが、学校や家庭では躾とまで言わないが、少しは大人が見て不愉快にならない程度の態度、風体に気を配って貰いたい。
新前橋から乗り換えて上毛線に乗ると途中から今度は男子高校生がぞろりと乗ってきた。皆一様に頭は恐竜の頭のように茶髪で上にとんがり上げている。ズボンはケツのすぐ上までずり下げている。携帯遊びや、老人席におかまいなしに座り我が物顔だ。カバンなどもっていたかしら、このクソガキども学校に何しにゆくのかしら、勉強?とんでもない?友人づくり?それもいいだろう。しかし、どう見ても生産的な事とは縁遠い印象だ。どこかの国の大臣ではないが国語の勉強などきちんとしているのだろうか。辛子明太子を幸子明太子、牛耳るをみみうしるなどと読まないようにして貰いたいものだ。
やがてこの高校生たちも否が応でも社会人となり、親となる日も来るのだがいささか将来に不安を感じてしまう。
しかし、このようにしてしまったのは私の子供にきちんとしつけなかった、その子達がまたその子供にきちんとしつけられなかったのかもしれない。我々大人がそうさせてしまったのだ。もう遅いか、否そうではない。今、自分の孫にもきちんと教えよう。