この度、当社の管理する別荘地内の別荘所有者に対して、所有の別荘の満足度についてお尋ねするアンケート調査を実施いたしました。これから別荘を持とうとする人にとって参考にして頂くことが目的でした。全解答者96人、宮城県蔵王地方50人、群馬県内に別荘を所有する方46人の内訳です。
①自分の別荘への満足度
満足している、まあまあ満足が(83人)、不満が(13人)。最も多い不満は、設計の失敗が(5人)、敷地が狭かったが(4人)、風景に不満が(4人)と続く。
②もう一度別荘を建てるとした場合の絶対条件は、
第1位 土地の広さが100坪以上(96人のうち50人)、第2位 別荘の間取り3LDK(32人)、2LDK(23人)
③建築会社の選び方
第1位 地元の大工さん(36人とダントツ)、第2位 大手ハウスメーカー(20人)
④建物の様式
第1位 ログハウス(39人)、第2位 洋風(16人)、第3位 和風、第4位 周囲にあわせて
⑤土地の選定条件
第1位 平坦地、第2位 清流に接している。
⑥別荘の付属物として是非とも欲しいもの
第1位 温泉(48人)、第2位 大きな木(41人)、第3位 物置(37人)、第4位 大きなテラス(32人)、以下囲炉裏(6人)、小農園(6人)と続く。
解説:建てた別荘にはほとんど満足しているが、周囲と比較したり、友人や子供からもう少し格好よく作ったらよかったねと言われるらしく、特に外観などが森の中のログハウスらしくなど設計上の不満が多いので、やはり設計士、特に建物の外観デザインに秀でた設計士に依頼することがベストです。
建築会社の選び方は、地元の大工さんが36人、次に大手ハウスメーカー20人と続く。自宅から離れている土地に建物を建てるので、先ず地元の大工さんを選びたいと思うのが当然でしょう。良心的な大工さんに建ててもらい、良き人間関係、親戚付き合いを続けたいと願うのもよくわかります。そうは言っても大手ハウスメーカーの追い上げも激しく20人となります。全国ネット情報網、営業力、研究開発費の多大な投資などを武器に少し高いけど設計施工の確実さ、メンテナンスの充実などが効を奏して徐々に別荘建築にも業績を伸ばしている。
土地の選定は、建築費が安い平坦地を望むは現況の経済状況を反映か、地域差やグレードにて分かれるところでしょう。2位の「清流に接している」には、何より自然といえば水と木、それもきれいな水と大きな木がすぐそばにあることが最も自然を感じ、水を見ていると何となく落ち着くし、自分の敷地から魚釣りが出来るとなると誰でも望むところでしょう。
最後に付属品は、やはり日本人が大好きな温泉。最近は設備のすぐれた日帰り温泉もあちこちに出来ている。自分の別荘に温泉が引けるのは贅沢中の贅沢でしょう。
また、予算面で物置は計算に入れておいた方が良い。自宅で不要となったものや自転車、大工道具、農機具、など多面的に使える。楽しい別荘ライフも雨が多い日本では屋根つきの大きなテラスは便利です。外気に触れながらの食事も格別、雨天時の作業など建物本体は多少狭くてもテラスが大きいのは利便性大で楽しい。
どうぞご参考にして楽しい人生を!!